「新・ゴロゴ古文単語」オンラインフリー版v1.10

多くの場合、 (貴人に何かを)してさしあげる」と 「行く」 「入内する」意の場合もある。 「召し

16 90 敬語「参 まゐ る」 (P ) 「飲む」の尊敬語になる場合もあり、 「参上する」

古文 文法 「参る」は、 ただ、謙譲語として「 いう場合もあるので注意だ。 「食ふ」 「お飲みになる」と訳すこともある。 謙譲語 で訳す。 「入 と同義語。 と訳す。 「参詣する」

来 ■ 敬語「参る」の識別パターン (文脈的に「参詣する」 はこの意味で「参る」 く 」の謙譲語で、 さらに、 → 謙譲語で 「(貴人に何かを) 「召し上がる・お飲みなる」 加持などを してさしあげる うちに、太陽が高くのぼ

上がる」 ① 「参る」はまずは 内する」の場合もある) 。 →「参 上する」 がほとんど。

※ 敬語「まうづ」

訳 った。 ③ 主語が貴人で、 「食ふ・飲む」 の動作をしている場合。 ほかにて酒などまゐり、酔ひて、 (大和) お飲みになり → 尊敬語で、

訳 ② 貴人に何か奉仕する と訳す。 加 か 持 ぢ などまゐるほどに、日高くさし上りぬ (源氏) と訳す。 、酔っぱらって、 中宮様のところに初めて

宮に初めて参りたるころ、 (枕) 参上し 場合。 してさしあげる」

たころ、

よそで酒などを

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