「新・ゴロゴ古文単語」オンラインフリー版v1.10
53 東風
こち こと こと
東から吹いてくる風。
54 異 55 言
二つの「こと」の意味の違いに注意。
蔵人所に属し、殿上の雑役をする者。 「小舎人童(こどねりわらわ)」の読み も大切。 ①ものの道理。②理由。P54 参照 大宰府の権官(ごんかん)。令外(りょ うげ)の官。「大宰権帥(だざいのご んのそち)」に左遷された菅原道真を 覚えておこう。 袴の一種。貴族の平常服として使用。 P291 参照 晩秋から初冬にかけて、降ったりや んだりする雨。涙を流して泣くこと の意もある。 〔ぢげ〕 清涼殿の殿上の間に昇殿を許されな い官人。庶民。(⇔殿上人) 照明用具の一つ。松の木を棒状に削 り、先端に油を塗って火をつけたも の。 寝殿造りの建物に用いられた建具。 日光を遮ったり、風雨を防いだりし たもの。P293 参照 〔ぢもく〕大臣以外の諸官職を任命 する行事。P288「県召除目」、P289「司 召除目」参照 〔せうそこ・せうそく〕 ①手紙。②訪れること。P63 参照 霊験。効き目。「目じるし」の意は「標・ 印・証」と書く。P60 参照 狩衣の一種。庶民の普段着だったが、 のち、公家・武家の私服、少年の晴 れ着となった。P291 参照 平安時代、貴人の外出のとき、警護 の役をした近衛府の舎人(とねり)。 前世からの因縁「宿世」は現世を拘束す る力と考えられた。P236 参照 学問。特に漢学。P159 参照
56 小舎人
こどねり
57 理
ことわり
ごんのそち・ごんの そつ
58 権帥
59 才
ざえ
60 指貫
さしぬき
61 時雨
しぐれ
62 地下
じげ
63 紙燭・脂燭
しそく・ししょく
64 蔀
しとみ
65 除目
じもく
しょうそこ・しょう そく
66 消息
67 験・徴
しるし
すいがい・すいがき 板や竹で間を少し透かしてつくった 垣根。
68 透垣
69 水干
すいかん
70 随身
ずいじん
71 宿世 72 従者 73 炭櫃 74 節会 75 前栽 76 宣旨 77 先達
すくせ
ずさ・ずんざ
召使い。
すびつ せちえ
角火鉢。いろり。
〔せちゑ〕公事 ( くじ ) のある日に、 天皇が諸臣に酒食を賜る行事。
せんざい
草木。植え込み。P292 参照
勅命の趣旨を述べ伝えること。また その文書。
せんじ
せんだつ・せんだち 先輩。指導者。
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