「新・ゴロゴ古文単語」 特典版v1.20

C167 古文単語 例文

C166

C165

C164 – 2

C164 – 1

さ じ (後拾遺)

夜をこめて 鳥の 空 そら 音 ね は はかるとも よに 逢 あふ 坂 さか の 関はゆる

文意だに、 ようせずは 通じ難くして、なかなかに調べをそ こなふはいたはしからずや。 (歌学) ■ 訳 文の意味さえ〔 悪くすると 〕通じにくく、 かえって語調 を壊すというのは、気の毒で残念なことはないか。

こたみは皆世に ゆり たる古き道のものどもなり。 (増鏡) ■ 訳 今回は皆世間に〔 認められ 〕た老練な歌の道の大家た ちである。 ほどなく 大 たい 赦 しや のありければ、法師も ゆり にけり。 (宇治) ■ 訳 間もなく大赦があったので、法師も 〔 許され 〕てしまっ た。 御手も、細かにをかしげならねど、書きざま ゆゑゆゑしく 見ゆ。 (源氏) ■ 訳 ご筆跡もきめこまかく趣深いという はないけれど、 書きぶりは〔 奥ゆかしく気品がある 〕ように見える。

やみ なむ。 (源 るにつけても白河の関を越えようと、 法皇のにはかに見えさせ給はぬは。いづ方へ御幸 やらん 。 (平 家) ■ 訳 法皇が急にお見えにな らないよ。どちらへお出まし 〔 であろうか 〕。 氏) やや 年も暮れ、春立てる 霞 かすみ の空に白河の関こえんと、 (おく) ■ 訳 〔 やがて 〕年も暮れ、

すべて 朽 くち 木 き などのやうにて、 風・波 やま ねば、なほ同じ所に泊まれり。 (土佐) ■ 訳 風や波が〔 おさまら 〕ないので、 やはり同じ所に停泊し た。 立春の霞が立ちこめている空を見 〔

夕されば 野辺の秋風 身にしみて 鶉 うづら 鳴くなり 深草の里 (千

載)

人に見捨てられて、

■ 訳 まだ夜が明けないうちに、鶏の鳴まねをしてだまそ うとしても、逢坂の関は 〔 決して 〕開か 〔 ないだろう 〕。

られて、 ■ 訳 〔 夕方になると 〕野辺を吹く秋風が身にしみて感じら れる。この草深い深草里に住む鶉も、この秋風に感じて鳴 いていようだ。

■ 訳 なにもかも、朽ちた木などのような状態で、 死ん 〕でしまおう。

人に見捨て

例文 - 207

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