みんゴロ古文読解

古文文法・虎の巻

通常語 尊敬の度合いは、下へ行くほど高い ◦尊敬の度合いを示すレベルとしては、まず助動詞の る ・ らる が最も低く、次に補助動詞 たまふ があり、これが一般的に使用された。 のたまふ のように単独の尊敬語と 言ひ給ふ とが同じレベルであるのに対して、前ページの のたまはす はそれよりも一段高いレベル の敬意を表す。 おっしゃる ことには、

例文① 「なほ、しばし心見よ」と の サ・下二・体・尊 たまはする に、 うちに、 ※のたまふよりものたまはすの方が敬意が高く、 天皇・上皇・皇后レベルの人が主語の場合に用いる。 例文② 訳 訳 答えて の たまふ やう、 ハ・四・体・尊 中納言が 桐壺帝が おっしゃる と

言ふ 言はる  ︿ 言ひ給ふ・のたまふ  ︿ 言はせ給ふ・のたまはす 答えて 「このままで、もうしばらく様子を見よ」 る・らる >給ふ >せ給ふ させ給ふ

敬意の度合い

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