みんゴロ古文読解

古文文法・虎の巻

四段活用の給ふ は 尊敬語 たか。 ◦完了 り との組み合わせでも頻出し、入試でもよく問われる。「給へらば」「給へりけり」 「給へれど」など形に注意。 ◦命令形 給へ は「~してください」と訳すのがポイント。 物をもおしみ 給 ハ・四・命・尊 へ 。 物を惜しみ なさってください 。 ➡ 四段活用の給ふは尊敬語 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 給は 給ひ 給ふ 給ふ 給へ 給へ 例文② 例文① 9 訳 訳 ◦ハ行四段活用の 給ふ ① 本動詞「お与えになる・下さる」 ② 補助 ~なさる・お~にな このうち、②の補助動詞の用法が最も多く、文中に頻出する。 は大きく二つに分けると次のようになる。 物のつき 給 か。 物の怪でもとりつき ハ・四・已・尊 完了「り」体 へ る なさっ

四段の給ふは已然形と命令形に注意!

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