みんゴロ古文読解

『玉 たま 勝 かつ 間 ま 』 なが (1730~1801) は『源氏物語』の注釈書である げん 氏 じ 物 もの 語 がたり 玉 。『玉勝間』は本居 宣長の随筆で、彼の文学観・学問観・人生観を綴った もの。 「国学」というのは江戸時代に起こった学問で、古 今回の『玉勝間』は本居宣長の随筆で、比較的読み やすい。古文文法・虎の巻では「は・かは」は反語 もと おり のり 居 宣 長 『源

中でも せた。弟子としては本居宣長の他に、村 むら 田 た 春 はる 海 み 、加 か 藤 とう かげ などがいる。大学入試でも、賀茂真淵・村田春海・ 辞考』 千 蔭 ち

の作者、 たま の小 お 櫛 ぐし 』 でも有名な 江戸時代後期の国学者 事記』『日本書紀』『万葉集』『源氏物語』などの古典 を研究して、古代日本の思想・文化をあきらかにしよ うとしたもの。 国 こく 学 がく 四 し 大 たい 人 じん と呼ばれる、 荷 か 田 だの 春 あずま 満 まろ 、 賀 か 茂 もの 真 ま 淵 ぶち 、 本 もと 居 おり 宣 のり 長 なが 、平 ひら 田 た 篤 あつ 胤 たね によって完成された。 賀茂真淵 は本居宣長の師であり、 『冠 などの『︱考』シリーズを書いて国学を発展さ 『万葉考』 いや降らないだろう」と訳す。結論として「反語=打 消」なので、この場合だと結論は「雨は降らない」と いうことを押さえるがポイントだ。 が多い、というテーマを扱う。たとえば入試で「雨や は降らん」とあれば、口語訳は「雨が降るだろうか、

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そして本題の本居宣長であるが、センター試験です でに複数出題されたという点で特筆すべき人であり、 今後も要チェックの人物。前述の『源氏物語玉の小櫛』 の他に、三十年を費やして完成させた『古事記』の注 釈書 『古事記伝』 、国学入門書の 『初 うい 山 やま 踏 ぶみ 』 などがある。

加藤千蔭は上位大学でよく出題されるので注意が必要 だ。 

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