みんゴロ古文読解
らむ」と人のひたるを聞く ⑱ こそ ⑲ わびしけれ 。(後略)
◆ 品詞分解チェック もの見におそく出でて、こと ① なり にけり、白きしもとなど見つけたるに、 出でたる稚 ち 児 ご ⑨ の 、 五 い 十日 か ・ 百 もも 日 か などのほどになりたる、行く末、いと心もとなし。 なにごとにもあれ、いそぎてものへ行く ⑩ べき をりに、まづわが さるべき と 近くやりよするほど、 わびしう、下りても ② 往 い ぬ ③ べき ここち ④ こそ ⑤ すれ 。知ら ⑦ じ と思ふ人のあるに、前 ⑧ なる 人に教へてものいはせたる。 いつしか と待ち ⑥受身「る」未 ⑦打消意志「じ」終 ⑧断定「なり」体(存在用法) ①ラ・四・用 ②ナ変・終 ③意志「べし」体 ④係助(強意) ⑤サ変・已(結び) ⑨格助(主格) ⑩当然「べし」体
れ 往ぬる、いと くちをし。まいて、もの見に出で ⑰ む とてあるに、「ことはなりぬ
⑥ ころへ行くとて、ただいまおこせ ⑪ む とて、出で ⑫ ぬる 車待つほど ⑬ こそ 、いと ⑭ 心もとなけれ 。 大 おほ 路 ぢ 行きけるを、「 さ ⑮ な ⑯ なり 」とよろこびたれば、 外 ほか ざまに
⑰意志「む」終 ⑱係助(強意) ⑲シク・形・已(結び)
⑯推定「なり」終
⑮断定「なり」体 (撥音便の無表記)
⑫完了「ぬ」体 ⑬係助(強意) ⑭ク・形・已(結び)
⑪意志「む」終
第一部
9
77
Made with FlippingBook flipbook maker