みんゴロ古文読解
古文文法・虎の巻
24 ぬの識別は超・基本! ◦識別問題としても大切だが、それ以上に読解に関係してくるのが ぬ の識別だ。 ぬ が完了 か打消かで文脈は全くちがってしまう。
例文③
例文②
例文①
ぬの識別 そこはかとなくなやみわたりたまふこと久しく な ラ・四・用 り ぬ 完了「ぬ」終 。 特にどこが悪いというのではないが、ご病気の状態がずっと続いてい た 。 うしろめたき絆だに ま ラ・四・未 じら ぬ 打消「ず」体 御身なれば、 心配で死出の旅路の足手まといになるような子供さえもい ない お身の上なので、 御命とも思さ れ 自発「る」未 ぬ 打消「ず」体 を、 お命ともお思いになら ない が、 ※ここは自発の「る」の未然形に打消「ず」の連体形が付いた形。 完了ぬの終止形 「~た」 打消ずの連体形 「~ない」 な に ぬ 終 ぬる ぬれ ね ➡連用形に付く ず ず ず ぬ 体 ね ○ ➡未然形に付く ざら ざり ○ ざる ざれ ざれ 訳 訳 訳 ぬ
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