新・ゴロゴ漢文問題集共通テスト編 オンライン限定コンテンツ版

第 8 講 劉基『郁離子』

2 ⑴ 「生」は、土から若芽がはえる様子を表わした会意文字で、そこから、「生まれる・生む・生える」 きる・生かす」「生き生きとした」 なしている、ということであるから、 「生計」(生活のための手立て) が最も適当である。 生」と出きたら、 「生計」のことと考えてまず問題ない 。 うことであるから、 「蓄積」が最も適当である。なお、 「積極」は、積み重ねていくということか ら、「自分から進んで物事を行う」の意で用いられる。 正解 ⑴= ⑵= 問2 返り点・送り仮名の付け方と書き下し文の組み合わせを問う問題 センター漢文の時代から毎年のように出題されるこの形式の問題だが、何はともあれ つの語に着目する ことが解法のポイントである。 傍線部では、もちろん使役形の「使」だ。 「使AB」で「AをしてB (せ)しむ」と訓む。いま、傍線部の 4 ⑵ 「積」は、作物を積み重ねた様子を表わした会意兼形声文字で、そこから「積む・積もる」 1 2 本文に「為 る」 「たくわえる」などの意がじた。傍線部は、猿たちが狙公の居所を襲い、

問1 語句問題 漢字の意味を熟語にして問う問題は、センター漢文でもたびたび出題されてきた。漢和辞典には熟語 も掲載されているから、多義をもつ漢字の場合には、それぞれの意味に合う熟語を確認しながら、漢字 力・語彙力の強化を図ろう。 「生 「生まれながら」などの意が生じた。傍線部は、猿を飼育して「生」を 「掛け合わせ 「積」を持ち出した、とい 一つの句法・一

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