語彙・テーマ

ことばを氷山にたとえてみよう。氷 よって 下にかくれている部 分の上部構造であることは、いわば暗黙前提なのである。 この見えない部分は、明示的な部分と しての概念、固有 の価値を与る基盤と考えてもよい。 (鈴木孝夫『ことばと文化』) 語句 〈例文〉 いる部分は全体積の約七分の一の 由 よし である。七分の六は水 面下に沈んで見えないだ。ことばに 概念 化され得 る現実の部分は、正に水面より表われ ことができる。ところが、ある 概念 を自ら作り出した人々 には、この表われている部分が、水面

ている部分とみなす

山の水面に表われて

明示 明らかに示すこと。対義語は「暗示」。

由 物事のいわれ・趣旨。伝え聞いた事情。 手 段など。例文では「趣旨」の意味で用い ら れている

水面に表れた 「概念」の部分

水面下で固有の 価値を与える部分

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