語彙・テーマ

前半の第1章~第3章では、評論文で最頻出の重要語とテーマについて詳しく解説しました。一度読ん だだけでは理解しきれないと思いますので、二度三度読んで理解を深めてください。後半の第4章~第9 章では、対義語・ カタカナ語などを整理しました。こちらは英単語と同じように覚え込んでいってく ださい。 本書は何度かの改訂を重ねて現在に至りますがもともとタイトルは『語句ナビ』 でした 「ナビ(ナビ ゲーター)」 とは、航海士など針路の導き手のことです。本書が現代文の海を泳ぐためのよき導き手となる ことを願ってやみません。

実は、入試問題として用いられる評論文で論じられるテーマというのは、ある程度決まっています。高 校を卒業した受験生が読める内容ということになると、限られてくるからです。 評論文の頻出テーマとい うのは、確実に存在します 。それを頭に入れておけば、どんな文章でも読みやすくなりますし、出来 ・不出 来のムラも小さくなります。 現代文の攻略に必要なもの、それは、 〈読み方〉のマスター と、 〈知識〉の習得 です。 〈読み方〉について は、 『新 ゴロゴ現代文 基礎・必修編』 でしっかり勉強してください。 〈知識〉に関しては、 本書が受け持ちます。

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