語彙・テーマ

〈例文〉

183 多義性をもって 対象化 「対象」は〈行為の目標となるもの。主観が 向けられるもの〉のこと。「対象化(する) 」 で「行為の目標として定める」の意とし て 用いられる。 (P 参照) おのずと見えてくるものなどというと に見ることにくらべて、受動的、消極的 もいるだろう。しかし実際には、意識的 すると、かえって、見ようと思ったその 角度だけから 一義 的 にしかものを見ることができない。もっ といえば、その とき、見られるものは冷ややかに対象化 されて、 一義的 で しかないものにな。それに対して、お のずと見えてくる とは、私たちが心を開いて自然や外界( 人間や出来事も含 めて)に接するとき、つまり視覚の独歩 にまかせずに五感 のすべを生かして共通感覚的に接する とき、ものが豊 かな 多義性 をもってあらわれることなのである。 (中村雄二郎『知の旅への誘い』) 語句 + 〇 おのずと見えてくる = 消極的(but) あらわれる - 〇 意識的に見る = 積極的(but) 冷ややかに対象

にものを見ようと

な態度だと思う人

、積極的、意識的

化・一義

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