「新・ゴロゴ古文単語」 特典版v1.20

A093 古文単語 例文

A092 – 4

A092 – 3

A092 – 2 「いま静かに、御局に さぶらは む」とて、 (枕) ■ 訳 「あとでゆっくりとお部屋に〔 参上し 〕よう」 と言って、

A092 – 1 物語の多く さぶらふ なる、 (更級) ■ 訳 物語がたくさん〔 ございます 〕そうですが、 「たれたれか はべる 」と問ふこそをかしけれ。 (枕) ■ 訳 「だれだれが 〔 お仕えし 〕ているか」

いと、はばかり多く はべれ ど、このよし申し給へ。 (源氏) ■ 訳 とても恐れ多く〔 ございます 〕が、 この旨申し上げてく ださい。 世になく清らなる玉の男御子 さへ 生まれ給ひぬ。 (源氏) ■ 訳 この世にまたなく美しい玉のような男の皇子〔 まで も 〕生まれなさった。

いと苦しけれど、 さはれ とのみ思ふ。 (蜻蛉) ■ 訳 とても苦しいけれど、 〔 どうにでもなれ 〕とばかり思う。 さはれ 、しばしこのこと漏らしはべらじ。 (源氏) ■ 訳 〔 それはそうだが 〕、 しばらくの間このことを漏らしま すまい。

うちながめて居給へり。 (源氏) 上の女房、 さながら 御送りつかうまつらせたまひける。 (源氏) ■ 訳 帝に仕える女房を、 〔 全員 〕お見送り申し上げさせな さったのだった。

とつつみたまひて、 (落窪) いかにせむと思ひ乱れつつ、 格 かう 子 し なども さながら 、端近う

名をつけむとすれば、 さすがに 、おとどの思す心あるべし

■ 訳 どうしようかと思い迷いながら、格子なども〔 もとの まま 〕上げた状態で、 縁側近くで外を見てぼんやりしてい らっしゃる。

■ 訳 呼び名を付けようとすると、 〔 そうはいってもやはり 〕、 中納言のお心のうちもあるだろうと遠慮なさって、

と尋ねるのも趣深い。

例文 - 37

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