「新・ゴロゴ古文単語」 特典版v1.20

一時の 懈 け 怠 だい 、 すなはち 一生の懈怠となる。 (徒然) ■ 訳 一時の怠けが、 〔 とりもなおさず 〕一生の怠けになる。 ぬしに 消息 きこえむは申してむや。 (大和) ■ 訳 御主人に〔 手紙 〕を出すとしたら申し上げてくれるだ ろうか。 ついでなくて、 「これを

A106 – 2 古文単語 例文

A106 – 1

A105 – 4

A105 – 3

A105 – 2

我に今一度、声を だに 聞かせ給へ。 (源氏) 梨の花、……はかなき文つけなど だに せず。 (土佐) ■ 訳 梨の花は、……ちょっとした手紙を結びつけることなど 〔 さえ 〕しない。 ■ 訳 私にもう一度、 せめて 〕声 〔 だけでも 〕聞かせてくだ さい。

九月二十日のころ、ある人に誘はれ たてまつり て、 (徒然) ■ 訳 九月二十日ごろ、ある人に誘われ 〔 申し上げ 〕て、 の上着を〔 お召しになっ 〕ている。 法性寺のほどまでは御車にて、それよりぞ御馬にては たて まつり ける。 (源氏) ■ 訳 法性寺のあたりまでは牛車で、それからはお馬に〔 お 乗りになっ 〕た。 〔 宮は、白き 御 おんぞ 衣 どもに紅の 唐 から 綾 あや をぞ上に たてまつり たる。 (枕) ■ 訳 中宮は、白いお着物を重ねて着、

人に物を取らせたるも、 たてまつら ん」 と言ひたる、まことの志なり。 (徒然) ■ 訳 人に物を与える時も、何のきっかけもなくて、 〔 差し上げ 〕よう」

渡り果てぬる すなはち は、心ちもまどふらむ。 (枕) ■ 訳 行列が通り過ぎた〔 そのとき 〕は、 気持ちもあわてるの だろう。 「これを

わざと せうそこ し、よびいづべきことにはあらぬや。 (枕) ■ 訳 わざわざ〔 訪れ 〕て、 呼び出さねばならないほどのこと でもない。 と言っているのが本当の誠意である。

その上に赤い色の唐綾

例文 - 43

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