「新・ゴロゴ古文単語」 特典版v1.20

A144 – 1 古文単語 例文 けり (古今)

A143 – 2

A143 – 1

A142

A141 – 2

ことに世の人 なやみ 申して、 (栄花) 「同じくは、 ねんごろに 言ひおもむけよ。物のたよりにもせ 丁寧に 〕くどいてみよ。何かのとき のよいつてにでもしよう」などとおしゃる。 葉) む」などのたまふ。 (堤) ■ 訳 「同じことなら、

紫の にほへ る妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに 我恋ひめやも (万 思ひわびて、 ねんごろに 相語らひける友だちのもとに、 (伊勢) ■ 訳 思い悩んで、 〔 仲むつまじく 〕付き合ってきた友人の所 に、 いのち惜しむと人に見えずもありにしがなとのみ 念ずれ ど、 (蜻蛉) ■ 訳 わたしが命を惜しんでいると夫には思われたくないと ばかり思って〔 我慢し 〕たが、

この世に、 ののしり 給ふ光源氏、 (源氏) ■ 訳 今世間で、 〔 評判になっ 〕ていらっしゃる光源氏を、 ■ 訳 流れていく水に数を書くのよりも〔 むなしい 〕ことは、 私を思ってくれない人を思うことであるよ。 行く水に 数書くよりも はかなき は 思はぬ人を 思ふなり

をやめよう。 手をたたき ののしれ ど、いらへする人もなし。 (紫) ■ 訳 手を叩いて〔 大声で騒い 〕だが、 返事をする人もない。

さ のたまは ば、今日は立たじ。 (枕) ■ 訳 そんなことを〔 おっしゃる 〕ならば、

ひたぶるに仏を ねんじ 奉りて、 (更級) ■ 訳 ひたすら仏を〔 心の中で祈り 〕申し上げて、 今日は出かけるの

かく 御 み 子 こ もおはせぬ 女 によう 御 ご の后に居給ひぬること、安からぬ

■ 訳 このように皇子もいらっしゃらない女御が后の位にお つきになったことは、穏やかではないと世間の人は 〔 非難 し 〕申し上げて、

■ 訳 紫草のように〔 つややかに美しい 〕あなたを憎いと思 うならば、人妻と知りながら恋をしましょうか、やしな かったでしょう。 〔

例文 - 57

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