「新・ゴロゴ古文単語」 特典版v1.20
A148 – 2 古文単語 例文
A148 – 1
A147 – 1 A147 – 2 花 (古今) いかでなほ、少し ひがごと みつけてをやまむ、と、 (枕) ■ 訳 なんとかして、やはり少しの 〔 間違い 〕でも見つけてや めにしようと、 心あてに 折ら ばや 折ら む 初霜の おきまどはせる 白菊の
A146 – 2
はしたなき もの。こと人を呼ぶに、我ぞとてさし出でたる。 (枕) ■ 訳 〔 みっともない 〕もの。 別の人を呼んでいる時に、自分 だと思って出て行った場合。
あな、むくつけ。 はかなき たはぶれ事さへ、言ふ妻もたらむ 桜は はかなき ものにて、かく程なくうつろひさぶらふなり。 (宇治) ■ 訳 桜は〔 頼りない 〕ものであって、 このようにすぐに散っ てしまうのです。 ものは、なににかすべき。 (平中)
一人見たる事ならばこそ ひがめ とも疑ふべきに、 (今昔) ■■ 訳訳 一人だけ見たことならば〔 見間違い 〕とも疑うことも できるが、
いかで見 ばや と思ひつつ、 (更級) ■ 訳 なんとかして見〔 たい 〕と思い続け、
木どもなどの はかばかしから ぬ中に、 (枕) ■ 訳 いろいろな木などの〔 きわだって目立つほどで 〕はな い中に、 心とどめたまふべくもあらず、 はしたなく てこそ漂はめ。 (源 氏) ■ 訳 心を寄せてくださりそうもなく、 〔 中途半端に 〕さまよ うことになるのだろう。
取りたてて はかばかしき 後ろ見しなければ、 (源氏) ■ 訳 格別に〔 しっかりした 〕後見人がいないので、
■ 訳 あて推量に折る〔 としたら 〕折ってみよう 〔 か 〕。 初霜 が降りて一面が真っ白になっており、見分けがつかなく なっている白菊の花よ。
■ 訳 ああ、恐ろしいこと。 〔 ちょっとした 〕気晴らし程度の ことでも、うるさく言う奥さんを持っている人は、どうし ようもないわ。
例文 - 59
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