「新・ゴロゴ古文単語」 特典版v1.20
A153 古文単語 例文
A152 – 2
A152 – 1
A151 – 2
A151 – 1
「あやしう。 便なし と聞きたまふるほどよりは」 りは(よく整っていることだ) 〔 不都合だ 〕とお聞きしていました程度よ ■ 訳 「不思議だ。 ■ 訳 昨日の代金を、返してくださらないだろうかと泣きご とを言う。たいそう〔 気の毒な 〕ので、 願いを聞き入れて 与えた。 」とお思いになる。 と思す。 (落窪) きのふの 価 あたひ 、返しくれたびてんやと 侘 わ ぶ。いと びんなけれ ば、
ひたたけたらむ住まひはいと ほいなかる べし。 (源氏) ■ 訳 雑然としているような住まいは、とても〔 不本意であ る 〕だろう。 かかる ほだし だに添はざらましかば、願はしきさまにもな りなまし。 (源氏) ■ 訳 (わが子という)こんな 〔 足手まとい 〕さえ加わらなかっ たら、望み通り (出家の身)にもきっとなっただろう。
神へ参るこそ 本意 なれと思ひて、山までは見ず。 (徒然) ■ 訳 神に参拝することこそ〔 本来の目的 〕だと思って、 山ま では見ていない。 しなくだり、顔憎さげなる人にも立ちまじりて、かけず気お さるるこそ、 ほいなき わざなれ。 (枕) ■ 訳 家柄が低く、顔の憎らしげな人にも立ち混じって、 わけ もなく圧倒されるのは、 〔 もの足りない 〕ことだ。
いかでなほ 本意 あるさまになりて、しばしもかかづらはむ 命のほどは行ひを紛れなくと、 (源氏) ■ 訳 なんとかしてやはり〔 出家の願い 〕を遂げて、 しばしの 間でも生きている命のある限りは仏道修行を一筋にした いと、
ゆるしやりぬ。 (風俗) ひとり 灯 ともしび のもとに ふみ を広げて、 (徒然) ■ 訳 ひとり灯火のもとに〔 書物 〕を広げて、 京に、その人の御もとにとて、 文 かきてつく。 (伊勢) ■ 訳 京にいるあの方のお所にということで、 〔 手紙 〕を書い て託す。
唐 もろこし 土 には限りなきものにて、 ふみ にも作る。 (枕) ■ 訳 中国ではこの上なく素晴らしいものとして、 〔 漢詩 〕に も作る。
例文 - 61
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