「新・ゴロゴ古文単語」 特典版v1.20

A166 – 1

A163 – 1 A163 – 2 たるな (古今) 藤の花は、しなひ長く、 悪しき事したる奴なれば、末にて人 もぞ 殺す。 (今昔) ■ 訳 悪事を働いていた奴なので、行く先で人を殺し〔 たら 大変だ 〕。 A164 A165 名に めで て 折れるばかりぞ 女 をみなへ し 郎花 我おちにきと 人にか めでたし 。 (枕) ■ 訳 藤の花は、花房のしだれが長く、 とても〔 素晴らしい 〕。 世の中に さらぬ別れの なく もがな 千代もといのる 人の 子のため (伊勢) ■ 訳 世の中に避けられない別れがなけれ〔 ばなあ 〕。 親に千 年も生きていてほしいと祈る子供のために。

蝶 めづ る姫君の住みたまふ傍らに、 (堤) ■ 訳 蝶を〔 愛する 〕姫君が住んでいらっしゃるそばに、 色濃く咲きたる、いと 色濃く咲いているのが、

人に語ってくれるな。

■ 訳 名前に〔 心をひかれ 〕て手折っただけなのだよ、 女郎花 よ。私が堕落してしまったなどと他の

例文 - 66

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