「新・ゴロゴ古文単語」 特典版v1.20
A172
A169 – 2 A170 – 1 かし。 (源氏) 御はかしなどひきつくろはせ給ひて やすらは せ給ふに、 (枕) ■ 訳 御刀などをとり直しあそばして、 〔 たたずみ休ん 〕でい らっしゃると、 もろともに言ふひくてあらむ やは 。 (伊勢) ■ 訳 (女と)一緒にふがいない状態でいられよう〔 か、いや いられない 〕。 A170 – 2 A171 出でがてに御手をとらへて やすらひ 給へる、いみじうなつ
雨少しよろしうなれば、騒がしうあらねば、 やをら 出でた まひなむとす。 (落窪) ■ 訳 雨が少し小降りになったので、人目も多くないことだ から、 〔 そっと 〕お出掛けになろうとする。
心にまかせて身を やすく もふるまはれず、 (源氏) ■ 訳 気分に任せて〔 たやすく 〕行動することもできず、 ■ 訳 帰りにくそうに御手を取って〔 ためらって 〕いらっしゃ るのが、とても親しみを感じる様子である。
例文 - 68
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