「新・ゴロゴ古文単語」 特典版v1.20
B092 古文単語 例文
B091
B090 – 2
B089 なほ奥つ方に生ひ出でたる人、いかばかりかはあやし かり け む を、 (更級) ■ 訳 もっと奥の方の上総の国に生まれ育った私は、どんな にか田舎じみてい〔 ただろう 〕に、 B090 – 1 艶 えん だち、 気色ばま ん人は、消え入りぬべきすまひのさまな めりかし。 (源氏) ■ 訳 風流ぶって、 〔 気取ったりする 〕ような人ならば、 きっ と消え入りそうな気持ちがするに違いない住まいの様子 であるようだよ。
昔、こはたと言ひ けむ が孫といふ。 (更級) ■ 訳 昔、こはたと言っ 〔 たという 〕人の孫という。 素晴らしいことだ。 みづからは、 九重 の中に生ひ出ではべりて、世の中のあり さまも知りはべらず、 (源氏) ■ 訳 わたし自身は、 〔 宮中 〕に成長しまして、 世の中の様子 も知りませんので、 中納言 忽 たちま ちに御 ここち も止みてめでたし。 (落窪) ■ 訳 中納言はたちまちご〔 病気 〕も治り、
例文 - 105
Made with FlippingBook Digital Publishing Software