「新・ゴロゴ古文単語」 特典版v1.20

B093 – 1 B094 – 1 べしや (万葉) 少し 心ある 際は、皆このあらましにてぞ 一 いち ご 期 は過ぐめる。 (徒 皆この計画だ けで一生は終わってしまうようだ。 都にては、かかる所も見ざりしものを、あはれ、あはれ、 心 あり し人々に見せまほしきよ。 (住吉) ■ 訳 都では、このような場所も見ませんでしたのに なあ。 ああ、ああ、 〔 風流心があっ 〕た人々に見せた いものですよ。 B094 – 2 B094 – 3 そこら の年ごろ、 そこら の 金 こがね 給ひて、 (竹取) ■ 訳 〔 たくさん 〕の年月の間、 たくさん 〕の黄金をくださっ て、 三 み 輪 わ 山 やま を しかも隠すか 雲だにも こころあら なも 隠さふ 然) ■ 訳 少し〔 ものの道理がわかる 〕程度の人は、 B093 – 2

かの 桟 さじき 敷 の前を ここら 行き交ふ人。 (徒然) ■ 訳 あの桟敷の前を〔 たくさん 〕行ったり来たりする人。 〔 ■ 訳 三輪山をそんなにも隠すのか、せめて雲だけでも〔 思 いやりがあっ 〕てほしい、 そんなに隠してよいものか。

例文 - 106

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