「新・ゴロゴ古文単語」 特典版v1.20

C125 – 2 古文単語 例文

C125 – 1

C124

C123

C122 – 2

「いと なやましき に」とて大殿篭れり。 (源氏) ■ 訳 「ひどく〔 気分が悪い 〕ので」

この御前にては、こよなく御心もはればれしげ なめり かし。 (源氏) ■ 訳 この(明石の中宮の) 御前では、この上もなく御気分も 晴れ晴れなさるの〔 であるらしい 〕よね。 とおっしゃってお休みに

聞き過ぐさむも、いとほし。しばし、やすらふべきに、 はた 侍らねば、 (源氏) ■ 訳 聞き捨てるのも、気の毒だ。しばらく、 ぐずぐずしてい るわけには、 〔 やはり 〕いきませんので、

今 はた 、かく世の中のことをも、思しすてたるやうになり ゆくは、いと怠々しきわざなり。 (源氏) ■ 訳 今〔 もまた 〕、 このように政務をも、見捨てなさったよ うになっていくのは、まったく不都合なことだ。

はかなくなり なん後は、侍従をこそは、ゆかりとて御覧ぜ させ侍らんずらめ。 (住吉) ■ 訳 〔 死ん 〕でしまったような後は、 どうか侍従をわたしの 身代わりだとお思いになってお使いになってください。

かたちなど ねび たれど、清げにてただならず、 (源氏) ■ 訳 容貌などは〔 年を取っ 〕ているが、 美しい様子で並々で はなく、 ねをなき 給ふさまの、心深く、いとほしければ、 (源氏) ■ 訳 〔 声をあげて泣き 〕なさる姿が、 慎み深く、いじらしい ので、

なった。 御年の程よりはるかに ねび させ給ひて、 (源氏) ■ 訳 実際のご年齢よりもはるかに〔 大人び 〕ていらっしゃっ て、

その里に、いと なまめい たる女はらから住みけり。 (伊勢) ■ 訳 その里に、たいそう 〔 みずみずしく美しい 〕姉妹が住ん でいた。 心強く承らずなりにしこと、 なめげなる ものにおぼしめし とどめられぬるなむ、心にどまりはべりぬる。 (竹取) ■ 訳 強情にお受け申し上げなかったことを、 〔 無礼な 〕者だ とお思いになり心に留めてしまわれたのが、残念でござ いました。

例文 - 195

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