「新・ゴロゴ古文単語」 特典版v1.20
C128 – 2 いと冷ややかに、 着たる物の人ざまに似ぬは ひがひがしう もありかし。 (源氏) ■ 訳 着ているものが人柄に似合わないのは〔 見苦しく 〕も あることだよ。
C132 古文単語 例文
C131
C130
C129
守 かみ の はらから 、また、 異 こと 人 ひと これかれ、 (土佐) ■ 訳 国司の〔 兄弟 〕や、 その里にいとなまめいたる 女はらから 住みけり。 (伊勢) ■ 訳 その里にとても若くて美しい〔 姉妹 〕が住んでいた。 仰せらるるに参らせ給はざらんも、 ひがひがしき やうなり。 (讃岐) ■ 訳 (院が)仰せになるのに参内なさらなのも、 〔 ひねく れている 〕感じである。
ひとやりならず よろづのことばを ひとりごち けれど、さらに答へする人も ■ 訳 あれこれの言い訳を〔 独り言で言っ 〕たが、 まったく答 えてくれる人もいなかったので、 なかりければ、 (平中)
中 ちゆう 尊 ぞん の 御 み 手 て の五色の糸を ひかへ つつ、 (平家) ■ 訳 中央の仏の御手にかけた五色の糸を 〔 手にとり 〕ながら、 ■ 訳 木の葉の露が散り落ちてかかるも、とても冷たくて、 〔 誰のせいでもなく自分のせいで 〕大変お濡れになってし まった。 ひとかたならず 、心あわたたしくて、 (源氏) ■ 訳 〔 並々ではなく 〕、 心が落ち着かなくて、 木の葉の露の散りかかるも、 いたくぬれ給ぬ。 (源氏)
そのこと はて なば、とく帰るべし。 (徒然) ■ 訳 その用事が〔 終わっ 〕たならば、 また、ほかの人の誰かれが、
ともし火などの消え入るやうにて はて 給ひぬれば、 (源氏) ■ 訳 灯火などが消えゆくようにお 〔 亡くなり 〕になったので 、 すぐ帰るのがよい。
例文 - 197
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