「新・ゴロゴ古文単語」 特典版v1.20

C149 – 1 さる所へまから むずる も、いみじくも侍らず。 (竹取) ■ 訳 そのような所へ参ります〔 ような 〕のも、 うれしくもあ りません。 「さば、いさ知らず。な頼まれそ」 など むつかり ければ、 (枕) ■ 訳 「そうならば、もう知らない。頼みなさるな」 C149 – 2 C149 – 3

C151 – 1 古文単語 例文

C150

いづちもいづちも足の向きたらむ方へ往な むず 。 (竹取) ■ 訳 どこへなりとも、足の向いている方向へ行こ 〔 う 〕。

この児、定めておどろかさ んずらん と、待ちゐたるに、 (宇治) ■ 訳 この稚児は、きっと起こそうとする〔 だろう 〕と、 待っ ていると、 などと〔

この御格子は参らでやあら むずる 。 (落窪) ■ 訳 この御格子はお上げしないの〔 がよい 〕でしょうか。 ● 係り結び「や→むずる (「むず」 かのもとの国より、迎へに人々まうで来 むず 。 (竹取) ■ 訳 月の世界から、迎えに人々がやってまる 〔 だろう 〕。

助け まゐらせ んとは存じ候へども、 (平家) ■ 訳 助け〔 申し上げ 〕ようとは存じますが、 薬の 壺 つぼ に 御 おほんふみ 文 そへて まゐらす 。 (竹取) ■ 訳 薬の壺にお手紙を添えて〔 差し上げる 〕。 行幸 近くなりぬとて、殿のうちをいよいよつくりみがかせ 給ふ。 (紫) ■ 訳 〔 天皇のお出掛け 〕が近くなったというので、 邸内を一 段と手入れをし、立派になさる。 の連体形)」 。

機嫌だっ 〕たので、 むべ 、時めくにこそありけれと御覧ずるに、 (大鏡) ■ 訳 〔 なるほど 〕、 帝のご寵愛があったのだなとご覧になる と、

例文 - 203

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