みんゴロ古文読解
古文文法・虎の巻
反実仮想まし 33 ◦助動詞の中でも反実仮想は特殊な形をとり、口語訳もむずかしい。しっかり勉強してマス ターしよう。 、遠い土地で悲しい死に別れをしなかっ ただろうに 。 ましか ませ ※ましかとませはともにましの未然形。ただしませの方は 古い形なので中古以降はましかを使うのが普通。 ※せは過去のきの未然形。過去きの未然形が使われるのは、 この反実仮想の「せば~まし」の形のときだけ! 反実仮想「ましかば~まし」は大切! ならば ば ~ まし せ未 仮に~だったならば、 ~だったろうに。 訳 接助 遠く悲しき別れせ ま 「まし」終 し や 仮に見ることができた ~見 ま しか ば 「まし」未 例文① 訳
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