みんゴロ古文読解

古文文法・虎の巻

62 ◦いよいよ問題の断定の助動詞 なり の連用形の に だが、P でも勉強したように にや 、 にこそ の形で出てくるものが多い。これをまとめると次のようになる。 であったのだろうか はもぞなむ やかこそ だに にか 、

例文① 例文② ◦また に の下に あり に類する語がある場合も多い。 それほど高貴な身分 体言  + に 連体形 断定なりの連用形に or 係助詞 副助詞 訳 。 いとやんごとなき際 に 断定「なり」用 は 係助 あらぬが、 でいらっしゃる

断定なりの 連用形に

例文③ 体言 あり + に (~)侍り・候ふ 連体形 おはす・おはします 様もよき人 に 断定「なり」用 おはす。 人柄もよい人 断定なり用 or 訳

断定なり 用

訳 いづれの御時 に 断定「なり」用 か 係助 、 いずれの帝の時代 、 ※「にか」の下に「あらむ」が省略されている。 では ない方であって、

第二部

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