みんゴロ古文読解
古文文法・虎の巻
3 ◦助動詞の中で、入試頻度1位は る ・ らる だ。この る ・ らる は次の4つの意味をもつ。 ◦中でも④自発が最もよく問われるが、この自発の る ・ らる を見分けるポイントは、上に「心 情語」があるかどうかだ。心情語として有名なものとしては「思ふ・おしはかる・しのぶ・ 泣く」など。 自然と 感じ られる 。 自然と 推測 されるのである 。 心情語につくるらるは自発! ① 受身 =(~に)~される ② 尊敬 = ~なさる・お~になる ③ 可能 = ~できる ④ 自発 =(自然と)~される るらる の意味
例文② 自発の るらる ~とぞ 係助 、うち見るより 思 心情語 は る 自発「る」体 る。 ~と、一目見ただけでも 家居にこ 係助 そ、ことざまは お 心情語 しはから る 自発「る」已 れ。 住まいによって、主人の人柄や心情などは る 心情語+ 例文① 訳 訳
らる = 自発 「(自然と)~される」
可能 4.8%
過去問正解分析
受身 19.5%
自発 38.1%
尊敬 37.6%
16
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