みんゴロ古文読解

古文文法・虎の巻

19 ◦ にや 、 にか の下に省略されているものを平仮名三文字で答えよ、という問いが入試では 頻出する。答えは「 あらむ 」だ。 にこそ の場合も大切で、「 あらめ 」が答えになる。 にやの下に省略されているものは?

例文①

「にや・にか」 「にこそ」の形 知られざりけるにや。 。 ※にや、にかのには断定の助動詞なりの連用形で、係助詞やかは疑問。そして下に「あらむ」が 省略されているので、訳としては「~であろうか」となるところも注意。 体言 に や 体言 連体形 + に か (あら む 体 )  連体形 + に こそ(あら め 已 ) 省略語  ➡ 省略語  ➡ 訳 この場合のには断定の助動詞なりの連用形 予想外のことだったの であろうか

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