みんゴロ古文出典

学習ターゲット

入試データ分析

発端 6.3% 12/22 ~25 紀貫之が土佐から京まで旅をした 55日間の旅日記。 1 位「1 月 20 日」は昔安倍仲麻呂が 中国から帰国する際に別れを惜しん で月の歌を詠んだ話から、作者が当 時を思って月の歌を詠む話。 2 位「2 月 16 日」は京に到着した日。 隣人に託してあった自宅は荒れてい てがっかりする。その中に小松が生 えているのを見つけて、亡き女児を 思って歌を詠んで日記は終わる。 3 位「2 月 9 日」は赴任国で子どもを 生んだ人たちを見て、作者は「自分 は子どもがいたのに今はいない」と いう悲しみを歌で詠む場面。 早朝 、送別の人との別れを惜し み、 出発。 風波が強くて舟進まず。 水面にうつる月を見て歌を詠む 。雨が降り 、港に戻る。 みがやってくる。 月が沈むのを見て 、在原業平の歌を思う。 午前6時頃出港 。船頭が洒落たことを言う。 「 寄する波うちも寄せなむわが恋ふる人忘れ貝下り拾 はむ 」と歌を詠んで土佐で亡くした女児を思う。 小津に向かう 。住吉の松を見て 、亡き女児を思う。 1/7 1/8 1/9 1/15 ~16 2月9日 9.4% 2月16日 15.6% 1月20日 21.9%

『土佐日記』出題順位

その他 21.6%

2月5日 6.3%

21 第 位 ~ 第 位 30

1月21日 6.3%

1月16日 6.3%

1月19日 6.3%

12/21 土佐日記  主要事項 日付 土佐国司の任務完了。日記スタート。

2/16  2/9 2/6    2/5   2/4 1/21 1/20 1/18 1/17

いろいろな人に見送られる 。馬のはなむ け( 餞別 )をもら う。 下手な歌詠

海が荒れていて舟が出ない 。することがなく 、歌を詠む。 天候がくず不安になる 。月を見て安倍仲麻呂を思う。 突然風が出て舟が危険なので、船頭の言うままに大切 な鏡を海に投げると海はたちまち穏やかになった。 難波に着く 。都が近くなりみんな喜ぶ。 渚の院を眺め 、昔を偲ぶ 。亡き女児を思い悲しさに堪え られず。 到着。夜になって京に入る。家が荒れていてがっかりする。

119

Made with FlippingBook - Online catalogs