みんゴロ古文出典

出題率 1.1 % 赤 あか 染 ぞめ 衛 え 門 もん 平安後期 歴史物語 栄 えい 花 が 物 もの 語 がたり 『栄花物語』は 平安後期に成立した歴史物語 。正編は 年ごろ、続編は 年ごろに書かれた。 赤染衛門 が正編を書 いたといわれている。 赤染衛門は 、 藤原道長の娘中宮彰子 に仕え女房の一人 。『栄花物語』は藤原道長の栄華を中心 に、 宇 う 多 だ 天皇から 堀 ほり 河 かわ 天皇までの 代およそ 年間の宮 廷史を史実に忠実に編年体(年代の順を追って記述するも の)で記してある。物語は最初、貴族たちの権力闘争を描 描く ~ 1030 200 歴史物語 11C 末 11C 前

299 位 き、藤原氏が皇室の外戚としての地位を着々と収めていく さまが語られる。栄華を極めた道長による法成寺造営と諸

15 紀・大臣列伝・志・藤原氏物語・昔物語のかたちに分けら れた紀伝体(各人物ごとの事績を中心に歴史記述をするも の)である。内容的にも道長に対して賛美するだけでなく、 批判的な視点をもっている点が『栄花物語』とは対照的とい える。

1100 堂供養、仏事善業などが書かれると同時に、次々と子女に 先立たれる道長の晩年の様子も描かれている。これに対し て『 大鏡 』は同じく藤原氏の栄華、人物を描いているが、帝

四 鏡

14C 後 12C 後 12C 後

12C 前 大 おおかがみ 鏡

増 ますかがみ 鏡

水 みずかがみ 鏡

今 いまかがみ 鏡

栄 えい 花 が 物 ものがたり 語 編年体 作者は赤染衛門か

紀伝体 編年体 編年体 もある

紀伝体 藤原道長の栄華が

南北朝時代に成立

中心だが批判精神

藤原道長の栄華を

150 ② ③ ① ④

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