みんゴロ古文出典

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入試データ分析

『大鏡』の記事の後を継いで、後一 条帝から高倉帝までの13代146年 間の出来事が記されている。 初瀬詣(長谷寺参詣)帰りの作者が、 『大鏡』の語り手である大宅世継の 孫にあたる老女から昔話を聞く体裁 をとる。 紀伝体形式で平安時代後期の宮廷貴 族社会の歴史を記述している。 1 位「昔話」は村上帝の治世、藤原 雅材という学生が作った漢詩に感心 した帝が彼を蔵人に任命する話や、 病人の病状を言い当てる雅忠や地震 を予知する良行などの話がある。

『今鏡』出題順位

その他 6.6%

村上の源氏 6.7%

藤波の中 6.7%

昔話 30.0%

すべらぎ中 6.7%

藤波の上 10.0%

うちぎき 20.0%

藤波の下 13.3%

31 第 位 ~ 第 位 40

院政開始 !

藤原道長の娘彰子と一条帝 との間の息子たち。 帝の外戚として権力を握っ た道長は、息子の頼通・教 通にその権力を譲る。

藤原氏と親戚 関係にない。

若死。 讃岐典侍を 寵愛した。

藤原氏の 外戚政治 後一条 後朱雀 後冷泉 後三条 白河 堀 河 鳥羽 崇徳 近 衛 後白河 二条 六条 高倉 今 鏡 13代 146年

親子なのに 対

若死

若死

幼くして帝にな る。堀河帝亡き 後、白河院の命 で讃岐典侍が再 出仕した。

藤原俊成に『千載集』 を撰ばせる。 「今様」に入れ込んで 『梁塵秘抄』を編む。

中宮は平清盛の 娘徳子。女房に は建礼門院右京 大夫がいる。

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