みんゴロ古文出典

学習ターゲット

入試データ分析

2 位「巻 1」では作者は 14 歳で後 深草院の寵愛を受けている。翌年父 親を亡くし、雪の曙という男性と密 通してしまう。院との間に皇子を産 むが 2 歳で死亡。雪の曙との間にも 女児をもうけ、雪の曙が引き取って 育てている。 1 位「巻 4」では作者はすでに出家 して尼になり、鎌倉に修行のために 旅に出る場面。信濃の善光寺や浅草 の観音堂など、精力的に参詣し、ま さに女西行。のちに院と再会し一晩 語りあうが、作者の出家と修行への 意志は固く、そのあとも伊勢神宮に 赴いている。

『とはずがたり』 出題順位 その他 3%

巻5 12.7%

巻4 63.2%

巻1 21.1%

31 第 位 ~ 第 位 40

とはずがたり 人物関係図

ママがだめなら 娘を愛そう

極秘の恋 女児を産む 雪の曙 有明の月 近衛の大殿 強引に迫る 密通が公然に なり燃えあがる 2児を産む 作者の後見人 として院が指名

後深草院

亀の院 東二条院

後深草院の弟

西園寺 実兼

2 歳で 後 深草院二条 皇子 寵愛 14歳で後宮 死亡

高僧 疫病で死亡

好意

嫉妬・憎悪

噂が広まりハラハラ

のちに出家して 旅に出る

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