みんゴロ古文出典
読解ポイント 向井去来は元禄時代の俳人。蕉門十哲の一人。京都のみなら ず西日本の蕉門を束ねた。嵯峨野に「落 らく 柿 し 舎 しゃ 」を構え、芭蕉は ここで『嵯峨日記』を執筆。『去来抄』は芭蕉研究の最高の書。 先師 」とは松尾芭蕉のこと。芭蕉の門人とし 本文は『去来抄』
★ここでいう「 ては以下の十人のことを特に「蕉 しょう 門 もん 十 じっ 哲 てつ 」と呼ぶ。
○ふるべし―句中の語や素材が置きかえられるだろう。 ○今日の上に侍る―実際、作者体験したことです。
榎 本 其 角 服 部 嵐 雪 向 井 去 来 内 藤 丈 草
越 智 越 人 立 花 北 枝
各
えの もと
かがみ
お ち
務支 し 考 こう
えつ じん
き
かく
森 川 許 六 杉 山 杉 風 志 太 野 坡
もり かわ きょ りく すぎ やま さん ぷう
たち ばな ほく
はっ とり らん せつ
し
むか
い
きょ らい
ない とう
し だ や ば
じょう そう
『去 きょ 来 らい 抄 しょう 』には蕉風俳諧の特質が
書かれています。
上の十人が有名です。向井去来の
: 芭蕉には門人が多かったですが、
41 50 第 位 ~ 第 位
出題
東京学芸大学
215
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